「人に会う旅」
〜フィリピン・ピナトゥボ地域との交流


岩倉教育基金

岩倉市民からピナトゥボ火山噴火被災地へ贈られた義援金が、アエタスの子どもたちの奨学金として使われています。
第1回の訪問の折に「で愛ふれ愛まつり」で集められた募金を
アエタスの自立のための豚15頭分の購入資金に充て、
残り(1800ドル)を「アエタスのために」とボトンに預けたのが始まりです。
アエタスが自立するためには教育が必要と、そのお金をボトンが「岩倉教育基金」として管理し、
アエタスの子どもたちの奨学金として活用してくれていたのです。

5回目の訪問時には、
訪問団のメンバーは、奨学金を受けていたアエタスの卒業式に立ち会うことができました。
また、アエタス初の大学生で、先生になりたいという希望を持っているマイラさんに会った訪問団の子どもたちが、
彼女を支援しようと、自分たちが通う岩倉中学校、南部中学校で募金活動を行い、
翌年の訪問団の子どもたちに募金を託したこともありました。

教育の大切さを訴えるボトンに賛同し、
その後の訪問時には、市民ふれ愛まつりで市民から寄せられた募金や、
バザーの売り上げを、教育基金として(毎回、10万円程度)預託しています。

物を贈るだけではなく、人を育てることに役立てられていること、
こんなすばらしい活用をしてくれているボトンに感謝しています。


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