平成15年度 国際交流連続セミナー

国際交流連続セミナー at 南中 第1回

フルーツカービング

2003年9月20日(土)にフルーツカービング教室を開催しました。
南部中学校の調理室に40人近くの参加者を迎え、野菜やフルーツを使って花や模様を作りました。
フルーツカービングとはタイで生まれたテーブルデコレーションで、野菜や果物を花や葉のデザインに彫ったものです。


国際交流連続セミナー at 南中 第2回

ゲームで学ぶ国際理解

200年11月15日(土)には、環境問題や国際交流など多方面で活躍している祖父江鈴子さんを講師に迎えて、
「貿易ゲーム」を中学生のみなさんと行いました。

<ゲームの内容>
1 いくつかのグループを作る<
2 各グループに紙(資源、分度器、はさみ、コンパス、鉛筆)、定規(道具、クリップ(お金)の入った封筒が渡される。)
※ しかし、その中身はグループによって差があり、その差が、先進国、途上国を表している(本人たちは知らない)。
3 各グループは与えられたものを使って、四角形や三角形、円(製品)を作り、マーケットに売りに行く。
  マーケットは、製品を厳しく審査し、合格すれば代価を払う。
4 暴力だけは使ってはいけないが、あとは自分たちで相談し、考えながらどれだけお金を稼げるか競い合う。
  資源はあっても道具のないグループ、お金はあっても資源のないグループ、お金も、道具も資源もほとんどないグループ ・・・・。
  はじめは何をしてよいのか分からず戸惑っていた彼らも、周りを見て、考え行動に移し出す。
  「クリップ2個あげるから、3分だけ、<はさみを貸して!」
  「大量生産するためにお金を出して人手を借りようか?」
  マーケットの人に泣き脅しに近い形で哀願する女子生徒(実はマーケットの審査は先進国に甘く途上国に厳しくなっている)
  いつのまにか、会場は熱気を帯び、どのグループも必死に考え作業をしたり、他のグループと積極的に交渉を進めている。
  こうして、あっという間に時間は過ぎていき、各グループがどれだけお金を稼げたかかが発表される。
  それぞれのグループの封筒にどんなものが入っていたかも知らされる。
  そして、みんなでこのゲームをふりかえり(この「ふりかえり」<が一番大切、感想や意見を発表する。)

<中学生の感想より>
・一つのゲームに、これほどたくさんの事柄を盛り込んであることに驚いた。現実に通じる部分もあり、とても勉強になりました。
・今の経済も、こんなふうに人と人の交流で成り立っていることが分かった。物を売るときの緊迫感がたまらなかった。
・ゲームで資源の大切さ、お金の大切さを感じました。もっと資源を効率よく使うことができたらと思いました。道具も効率よく使うことができたらよかったと思います。
・資源だけでは、物が作れず、全然もうかりませんでした。社会とかでも授業で話を聞いているだけだとあんまり想像できないけど、実際にやるととても大変でした。
・みんなで協力するのは大切だなあと思いました。資源のことや国との関わり合いを考えさせられました。今の貿易は、どんなだろうと興味が持てました。経済はこんなやりとりで支えられているのだろうなあと思いました。


国際交流連続セミナー at 南中 第3回

みんなでお正月

1月24日(土)に国際交流連続セミナーat南中第3回が行われました。

今回は、ジュニアスタッフの企画でした。
日本のお正月の遊びを外国の人といっしょにして、楽しもうという企画でした。
カルタ、福笑い、こままわし、バトミントン(羽根つきの替わり)をし、年賀状を書いて交換しました。
30人の参加者と10人のスタッフで楽しい会になりました。


国際交流連続セミナー at 岩中 第1回

THE 鍋!

今年度最後の連続セミナーを岩倉中学校の料理教室で3月13日(土)に開催しました。
ちょっと時期としては遅かったけど、「THE 鍋!」と題して、正解の5種類の鍋料理、スープをみんなで作って、
それぞれ少しずつ食べました。
体のトムヤムスープ、ロシアのボルシチ、フランスのブイヤベース、ブラジルのカルデラーダ、
フィリピンのシニガンを作りました。
参加したのは52名。そのうちのいくつかの感想を紹介します。

・フィリピンのスープは酸っぱくてビックリ。でも、食べていくとおいしく感じました。
・各国とも作り方も簡単で、とてもおいしかった。
・いろんな国の料理を一度に食べられてよかった。
・日本の料理とは味も香りも違っておもしろかった。
・大勢で作ったせいか、とても簡単な料理に思いました。とってもアロイ! ゴストーゾ!